SIKO FEATURED 特集記事
~あなたの会社でPE差しされていませんか?~
PE内袋手差し紙袋(PE差し品)とは?
クラフト紙袋のなかにPE内袋を手で差し込んで仕上げた紙袋の総称です。
数あるクラフト紙袋の手加工における最も代表的なものです。「PE差し」と、ひと言で済む表現でもPE内袋をミシン加工の前に差すもの、後で差すもの、またその差し方など加工法は多岐に渡ります。
主な手加工
PE袋の脱着 | PE袋の折り方 | その他 |
---|---|---|
可能 | 外側に折り返す | 口部の糊付け (点糊、線糊) |
不可(ミシン掛け) | 紙袋の内側で畳む | |
内袋をZ字に畳む | ||
etc… |
あなたの会社でPE差しされていませんか?
このような事情から、貴社の現場でPE差しの作業を行っていませんでしょうか……?
- ・手加工の作業環境 → コンタミの問題に不安がある
- ・昔からPE袋と紙袋は現場で組み合わせていた
特長・強み
機械化で実現できない要望を手加工品で実現可能に
手加工品の一部は機械生産に置き換わりましたが、未だに機械では生産できない紙袋が多くあります。これはユーザー様における自動充填設備の投資判断や、それに伴う工場建屋の高さ確保などの問題に起因します。また、手加工品には細かなニーズに対応ができるため、未だに根強い需要があります。
代表的なニーズは下記のようなものです。
- ・PE内袋の折り返し方
- ・折り返しの長さ指定
- ・天糊のつけ方
地元ならではの密な連携
シコーの手加工はシコークリーンワークス(以下、SCW)で行われます。
シコーの愛媛工場とSCWは車で5分という距離です。この地の利を活かしたきめ細やかな対応が可能です。また、共通のオーダーシステムを採用しており、ハードとソフトの両面で密度の高い連携をしております。
現在は月産で約30万袋程度の手加工品を製造しております。
業界随一のクリーンな環境
国内に手加工場は多くありますが、SCWでは二重扉、エアシャワーなどの設備面の充実に加えて、内袋のインフレメーカー様と製袋加工をする関連会社の設備に異物検知器を設置しており、PE内袋の内面における異物のリスクを低減しています。
業界随一のクリーンな環境で、規模としても西日本地区随一です。
主な製品
PE後差し袋
ミシン掛けした後にPE袋を入れた袋です。
充填後もPE袋が抜けます。
PE先差し袋
PE袋を差した後にミシンがけをしており抜けません。
その他も各種対応いたしますので、ご気軽にご相談ください お問い合わせはこちら
工程・フロー(PE後差し袋の場合)
SCWについて
工場の建屋の中に手加工品の建屋を設けており、作業に適した環境づくりに注力しています。
行き届いた空調と、異物発見のしやすい明るい照明環境の元で、よりよい品質を目指します。
SCW スタッフ
20年以上のベテランをはじめとした熟練のスタッフです。
西日本最大規模の生産体制を誇れるのは彼女たちのおかげです。
製造の様子
2人1組のペアで製造しています。月に30万袋以上製造することもあります。
営業担当 村上
営業として四国エリアを中心に担当しています。スペシャリストとして、最適な手加工品を提供させていただきますので、何でもご相談ください。
製造担当 野本
SCWと重要な連携を担っている、シコー愛媛工場の製造責任者です。確実なデリバリーを心がけています。
SCW 外観
SCW 内観