SIKO FEATURED 特集記事
ポリエチレン重袋は肥料・飼料・砂利・化学製品・建材・など、様々な内容物の包装容器として使用されていますが、全てが同じ仕様ではなく内容物に応じて各々適した機能を付け加えています。機能は以下の4つに大別されます。
- 開封機能:プッシュカット・プルカット・プレカット
- 脱気機能:マイクロパーフォレーション・迷路シール・各種針穴
- 防滑機能:スパイクバッグ・OPニス印刷
- 視認機能:サイドクリアバッグ・カラー(写真)印刷
各種機能は本サイトにて詳しく説明しておりますので是非ともご覧ください。
機能袋サンプル、あります!
弊社ではこれらの機能をお客様へご紹介するために、「機能袋サンプル」を作成し説明に役立てています。
今回の記事では『ポリエチレン重袋/大解剖特集』と称して実際の「機能袋サンプル」をもとに各種機能をご説明します。
1. プッシュカット
袋の開封機能で作業現場で“刃物”を使わずに開封する事ができます。“刃物”が不要なので安全に作業ができます。
2. スパイクバッグ
パレット積載時の荷崩れ防止機能です。袋表面にエンボス加工を施し、突起したエンボスが積載した上下の袋同士を密着させます。エンボスは袋の片面のみの加工となり、エンボス同士の接触よりも「エンボスとエンボス加工無し」の接触の方が滑らないことがわかりました。
スパイクバッグはパレット積載後のストレッチフィルムが不要となり、製品搬送ラインでの転倒防止にも役立ちます。
3. マイクロパーフォレーション
穴径100μm以下の微細な針穴加工です。充填後の内部に溜まった空気を完全に脱気し荷姿を安定させます。微細な穴は水の粒子よりも小さいため水の進入も防止します。
マイクロパーフォレーション各製品の詳細を見る
・マイクロパーフォレーション
・片面マイクロパーフォレーション
・MPB(マイクロパーフォレーションバッグ)
4. 迷路シール
脱気はするが吸気はしない、いわゆる「逆止弁」の機能となります。発酵する内容物の容器に利用され、発生したガスは抜けますが外気の進入はないので内容物がカビることはありません。
迷路シールが採用される前は1袋毎に針で穴を開け、完全にガスが抜けた後に穴をテープでふさぐ作業をしていましたが、迷路シールはこれらの作業を全て解消しました。
5. サイドクリアバッグ
ポリエチレン重袋は表と裏を個々に印刷するため、表裏にまたがった印刷はできません。このため充填後の袋側面のデザインは折り目の上側か下側に偏ったものとなります。
対してサイドクリアバッグは袋側面の中央部にデザインを表示することができるため、積載後の視認性が格段に向上し、薄暗い倉庫内でも識別が容易となります。店頭では陳列後の見栄えも良くなります。
こちらの「機能袋サンプル」を実際ご覧になりたい方は「お問い合わせ」よりご連絡を下さい。
折り返し弊社営業員よりご連絡をさせていただきます。
皆様からのたくさんのご連絡をお待ちしております!